Two Lovers Point

恋人岬

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恋人岬はタモン湾の北端にある岬で、グアムのシンボル的な景勝地。

スペイン統治時代に、美しいチャモロ人の娘がスペイン人将校との結婚を迫られ、チャモロ人の恋人と髪を結びあって身を投げたという伝説がある岬です。

今はカップルの聖地としてたくさんの人が訪れるスポットになっています。

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Point

恋人岬の伝説

恋人岬入口

恋人岬はグアムの旗にも描かれている、グアムで最も有名な観光地です。

ハワイのカメハメハ大王像、沖縄の首里城のようなグアムの代表的スポットといえます。

入口の石碑の英語表記の下には、プンタン・ドス・アマンテス(Puntan Dos Amantes)、「2人の恋人たちの岬」という意味のスペイン語表記があります。

恋人岬の伝説

恋人岬の伝説はグアムで最も有名な伝説で、恋人岬の展望台の石碑にもつづられています。

恋人岬の伝説のもとになったストーリを紹介します。

物語の主人公は、許されない愛で結ばれたチャモロの恋人たち。男は高い身分(マタオ)の出身でしたが、女は身分が低く(マナチャング)、マテオが格下の者たちと交わることは厳しく禁じられていました。

グナトン村のマテオの男は若く美しいマナチャングの娘と恋に落ち、駆け落ちします。マテオの仲間にかくまってくれる味方は見つかりませんでしたが、それでも娘と別れようとはしませんでした。

男の親族に追われ、若い恋人たちはしばらく鬱蒼とした森林や険しい岩場を放浪しますが、頼るもののない悲惨な暮らしにやがて絶望。死を覚悟した2人は石を積んで墓にすると、そこに悲しい愛のしるしである赤子を横たえました。

そして行き場を失って途方に暮れた2人は、海に面した高い断崖の頂上へ登り、髪で互いを結びつけてしっかり抱き合い、眼下の波間へ身を投げたのです。

この岬はスペイン人に「カボ・デ・ロス・アマンテス(恋人たちの岬)」と名づけられ、現在では「プンタン・ドス・アマンテス(2人の恋人たちの岬)」として知られています。

引用元:グアム政府観光局

知っている話とは男女の身分が逆で、赤子の墓とか話がやや生々しいですね。

続きがあります。

物語はその後、スペイン人を登場させるために次のように変更されました。

かつて遠い昔のこと、スペインがマリアナ諸島を領有した時代にグアハンの首都ハガニアに、ある一家が暮らしていました。父親はスペインの裕福な商人、母親は偉大な「マガラヒ(チャモロの族長)」の娘でした。

長女は誠実で慎ましく、素朴な魅力が評判の美しい娘でしたが、ある日、父親は娘の意思に反して有力なスペイン人将校との結婚を決めてしまいます。ところが娘はチャモロの普通の青年と出会って恋に落ち、愛を誓いあうことに。

2人の関係を知って怒りに駆られた父親は、スペイン人将校との結婚を一刻も早く進めようとしますが、娘は恋人と落ちあって行方をくらましてしまいます。父親と将校、そしてスペイン兵士は総出で恋人たちを(タモン)湾の断崖へ追いつめました。2人は崖の淵と迫りくる兵士たちに挟み撃ちにされてしまったのです。

愛しあう2人は長い黒髪で互いを結びつけ、最後のキスを交わすと、死の世界へ飛びこみました。その後、2人の姿を見た者はいません。

現在、2人が飛びおりた場所は「恋人岬(プンタン・ドス・アマンテス、トゥーラバーズ・ポイント)と呼ばれています。この区画は修復・整備され、今でも訪れる観光客は2人の恋人たちの伝説に親しみ、グアムの海岸線屈指の高台からの絶景を堪能しています。

引用元:グアム政府観光局

スペイン人を登場させたいから話を変えたと、サラリと説明されているのが興味深いです。

観光ガイドさんも「諸説ある。」と言っていました。

恋人岬の伝説壁画

展望台のふもとにある、恋人岬の伝説を表した壁画。

物語を知ったうえで見ると、フムフムと頷ける内容ですね。

恋人岬の展望台

恋人岬展望台

恋人岬の2層作りの展望台です。

入場料$3がかかりますが、見る価値はあると思うので入場してみてください。

恋人岬展望台からの眺め

海抜122mの展望台です。

展望台が断崖絶壁から迫り出していますので、怖さもあります。

タモン湾一望

ホテルが立ち並ぶタモン湾からイパオ岬までの、180°の大パノラマが一望できます。

グアムにはいくつかの展望台がありますが、やはり恋人岬からの眺望は随一だと思います。

恋人岬波打ち際

眼下には崖下の波打ち際が。

透ける岩模様と色のグラデーションが特徴的で美しい。

ハートロックウォール

恋人岬南京錠売り場

恋人岬で有名なのは永遠の愛を誓うハートの南京錠。

こちらのハートロックセット$6は、展望台入場窓口にあります。

マジックペンも完備。

恋人岬南京錠売り場

展望台の外側にも売り場があります。

恋人岬ハートロックウォール

カギだらけの壁、ハートロックウォールも見どころの一つ。

グアム恋人岬

ハートロックウォールの柵には手を出せる穴があって、そこからカメラのレンズを向けると、いいアングルの恋人岬の写真を撮ることができますよ。

恋人たちの鐘(銀の鐘)

恋人たちの鐘

恋人岬の公園にある「恋人たちの鐘」をカップルでつき、3回ぴったりと音が鳴ると幸福になれるというジンクスがあります。

実はこの「恋人たちの鐘」は、伊豆にある日本の「恋人岬」から寄贈されたもので、伊豆が金の鐘・グアムが銀の鐘になっています。

グアムの恋人岬と伊豆の恋人岬が1989年姉妹提携した際の記念品として贈られたものです。

静岡県伊豆市の「恋人岬」

恋人たちの鐘

鐘の土台が、2014年3月にはイエローカラーでしたが、同年2014年12月には白×水色にカラーチェンジしていました。

柏崎市の恋人岬

柏崎市の恋人岬

広場には、新潟県柏崎市の恋人岬が2003年にグアムの恋人岬と姉妹提携を結んだ記念碑もあります。

恋人岬はグアムと静岡県伊豆市と新潟県柏崎市の3か所にあるんですね。

新潟県柏崎市の恋人岬

三都市の恋人岬の鐘

2015年10月28日には、グアムの恋人岬の仲立ちで、伊豆市と柏崎市の「恋人岬」が姉妹提携を結び、グアムから3つの都市名を刻んだ金の鐘が、伊豆市と柏崎市の観光協会に寄贈されたそうです。

三都市の恋人岬の鐘

【グアム政府観光局】柏崎市と伊豆市の「恋人岬」姉妹提携をグアムが橋渡し

グアムの恋人岬の展望塔に入場すると、こちらでも3つの都市名を刻んだ鐘を見ることができますよ。

日本とグアムの知られざる交友に胸が熱くなりますね。

復活したアマンテス像

アマンテス像

恋人岬の公園には岬名の由来でもある男女が抱き合う像が立っています。

でも、近年恋人岬に行った人にはそんな記憶はないかもしれません。

それもそのはず、この像は2002年にグアム史上最大の台風「ポンソナ」によってなぎ倒されて以降、行方不明になっていたそうです。

そんな、恋人岬のアマンテス像が復活。

殊勝なアメリカ人夫妻が、アマンテス像をグアムの屑鉄屋から探し出したというから驚きです。

2015年10月15日、恋人岬にてアマンテス像の再奉献の式典が行われたそうです。

恋人岬の洞窟

恋人岬の橋

恋人岬には小さな白い橋があります。

展望台の歩道からこの小さな橋を渡ると、地底が裂けているような所があります。

恋人岬の洞窟

この裂け目は洞窟で、長い歳月をかけ石灰岩から水が滲み出ることによりつくられ、20階建てのビルの高さに匹敵するほどの絶壁となっているそうです。

怖い。

9.11の石碑

9.11の石碑

「9.11の石碑」は恋人岬の駐車場の中にある緑地帯の中心にひっそりとあります。

パッと見何かわかりませんが、よく見ると二棟のビルを表しています。

石碑には、国際的な社会奉仕連合団体「ノーザングアム・ロータリークラブ」と記されていました。

「Two Lovers Point」の植え込み

Two Lovers Point

恋人岬の公園の駐車場側の植え込みに「Two Lovers Point」の文字が。

ちょうど展望台やアマンテス像も写るので、記念撮影にもってこいのスポットですね。

ショップ

恋人岬売店

展望台入り口のチケット売り場に記念品があります。

恋人岬売店

また、公園内にジュース売り場もあります。

恋人岬ギフトショップ

スコールの時の避難場所にもなるギフトショップ。

恋人岬ギフトショップ

グアムメイドのココナッツオイルや雑貨、アイスキャンディーなどが売っています。

バスの待ち時間の間にも使えそう。

恋人岬、建設中のエリア

天使の教会の結婚記念

以前は、天使の教会で式を挙げた夫婦の名前を刻んだプレートが張り付けられたモニュメントがあったこのエリア。

工事中の恋人岬

現在、工事中になっています。

恋人岬のチャペル

アモール・イン・ザ・スカイ

少し先まで足をのばすと2016年3月にオープンしたチャペル「アモール・イン・ザ・スカイ」があります。

恋人岬に隣接していますが、観光客がこちらの敷地に入ってくることは少ないようです。

観光のコツ

恋人岬水平線

有名な観光名所なので、いろいろな市内観光のオプショナルツアーに組み込まれています。

だだし、観光バスですと日中の訪問になり、滞在時間が20~30分程度になります。

恋人岬はサンセットの名所でもありますので、夕方の顔を見たい場合は恋人岬シャトルを利用しましょう。

恋人岬看板

恋人岬に比較的近いのは、マイクロネシアモールとデデドの朝市です。

(歩いては行かれません)

シャトルバスを使ってマイクロネシアモールから恋人岬に行くことができるので、お買い物の後立ち寄ることも可能。

土日であればデデドの朝市と組み合わせることも可能で、デデドの朝市と恋人岬がセットになったツアーもあります。

恋人岬シャトル

ゆっくり見学したいなら、恋人岬シャトル。

往復チケットと恋人岬展望台の入場券がセットになった「トクトクチケット」$10が便利です。

シャトルバス時刻表

恋人岬シャトルで来た場合、バスが45分間隔なので、帰りの出発時間をチェックしてから見学しましょう。

また、帰りはTギャラリア直帰で寄り道しません。

また、2015年4月からは、赤いバスのほかに「恋人岬エクスプレス」が運行を開始し、より便利になりました。

関連オプショナルツアー

デデドの朝市&恋人岬 送迎付きツアー(土日限定)(ベルトラ)

恋人岬往復シャトルバスチケット!恋人岬の展望塔入場券付きでおトク!(ベルトラ)

Data

名前恋人岬(Two Lovers Point)
エリアデデド
住所恋人岬シャトルで恋人岬下車すぐ
TEL647-4107
営業時間7:00~19:00(展望台)
定休日なし
料金展望台$3、6歳以下無料
URLhttp://puntandosamantes.jp

Map

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