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Fort Apugan
アプガン砦（サンタアグエダ砦）
グアムのアプガン砦はスペイン統治時代、チャモロ族の反乱に備えて建てたスペイン軍の拠点跡です。ハガニア地区のアプガンの丘にあり、街を一望できる人気のビューポイントとして知られています。
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アプガン砦の歴史
別名サンタアグエダ砦
アプガン砦は、別名「サンタアグエダ砦」という名で呼ばれています。
現地の案内板によると、1800年、スペイン総督マニュエル・ムロは、自ら築いたこの砦に、妻ドナ・アグエダ・デル・カミーナの名を付けたということです。
ちなみに、スペイン総督マニュエル・ムロは、同じハガニア地区にあるにあるサン・アントニオ橋を建てた提督でもあります。
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アプガン砦に残る旧日本軍の戦跡
第二次世界大戦の時には、日本軍が砲台として使用し現在でも弾薬庫らしき空間が砦のふもとに残されています。
アプガン砦、階段を上る途中の石垣に日本の文字が記されています。
アプガン砦に残る日本語の文字、「空・警備隊」と読むことができます。
アプガン砦と大砲のレプリカ
アプガン砦には3基の大砲のレプリカがあり、当時の面影をしのばせます。
レプリカの大砲にはスペインの国章が刻印されています。
紋章内側のお城がカスティーリャ王国、ライオンがレオン王国を表しているのだそうです。
王冠が載り、金羊毛騎士団の勲章が盾のまわりに配置されていて、羊がぶら下がったデザインです（写真は上下さかさま）。
アプガン砦からは聖母マリア大聖堂やチャモロビレッジ、ハガニア湾の対岸のタムニングに並ぶリゾートホテルまで見渡すことができます。
アプガン砦の広場
アプガン砦の傍らには、眺望の良い広場があります。
このアプガン砦の広場に記念碑が建っています。
友好の樹
1994年、京都紫野ライオンズクラブとGUAM MARINAS LIONS CLUB、および京都とグアムの姉妹提携を結んだ際の記念碑が建っていました。
「友好の樹」とあるように植樹を行ったと記されていますが、どの木なのかということは明らかではありません。
広場からの眺望
友好の樹の右側は、「サンタ・アグエダ砦からの眺め」。見えている風景の名称が書いてあります。
友好の樹の左側は「アガニアの発展」、1918年の写真と現在の風景を見比べることができます。
アプガン砦のココナッツ屋台
駐車場にはグアムでおなじみのココナッツ屋台（9：00～13：00頃）が出ています。朝のおやつにいかがでしょうか？
観光のコツ
ハガニア地区にありますが、シャトルバスは通っていません。
ラッテストーン公園から歩けないこともないのですが、少し離れた小高い丘の上に位置しているため、無理しないほうが良いです。
関連記事の紹介
人影が少なくなる時間帯は治安上心配ですので、ツアーかレンタカーを手配しましょう。有名観光地なのでツアーには良く組み込まれています。
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Data
| 名前 | アプガン砦（Fort Apugan） |
|---|---|
| エリア | ハガニア |
| 住所 | ネルソン ドライブ（7号線）沿い |
| 料金 | 見学自由 |
