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Ga'an Point Beach Park
ガアンポイント・ビーチパーク
グアムのガアンポイント・ビーチパークは、1944年7月21日、アサンビーチと同様にアメリカ軍の上陸点となり日米の激戦地となった場所です。
現在は太平洋戦争国立歴史公園の一つとして整備されています。
オロテ半島などの眺めが美しいビーチパークには、トーチカなどの戦跡が残り、海辺には2門の旧日本軍の大砲が配置されています。
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Point
太平洋戦争国立歴史公園
ガアンポイント・ビーチパークは、「アサンビーチ」や「アサン展望台」と共に太平洋戦争国立歴史公園の一つとして整備された戦跡公園です。
広々とした園内にはヤシの木やマンゴーの木が並んでいます。
ガアンポイント
ガアンポイント・ビーチパークの奥まで進むと、たなびく旗のふもとに、砲口をアガット湾に向けた大砲があります。
ここで保存されているのは、旧日本軍の短二十糎という大砲です。
近づいてみると、「重量七七?」という印字が見えます。現地の解説には「この沿岸砲は太平洋諸島における激戦の象徴であり、グアム戦で犠牲になった人々の追悼の記念碑的存在」と記されています。
隣には「九六式二十五粍高角機銃」が保存されています。
この高角機銃は二人一組で操作されていたということです。
1944年7月21日、米軍はグアム島へ2地点に分かれて上陸しました。
一つはアサン(浅間)湾です。
もう一つの上陸地点がここアガット(昭和)湾で、ガアンポイントと呼ばれています。
数時間の激闘の末日本軍は壊滅、パネルには海に浮かぶ日本軍の墜落機が写っています。
海を見守るグアム、アメリカ、日本の旗。
右にオロテ半島方面を眺めることができる美しい海。
日本人はこの海に刻まれた戦争の記憶を、忘れてはならないと感じます。
日本軍陣地
一見すると穏やかでのんびりとしたガアンポイント・ビーチパークですが、この公園内には戦争中に使用された壕も残されています。
海岸のすぐ内側にある木々が茂った小さな丘は、かつて日本軍陣地でした。現地の案内では、実際は複雑な構造の陣地であったが、米軍の上陸前の航空偵察では単なる砂山とみなされていたことなどが記されています。
アリファン山
海の反対側には山頂の形が特徴的なアリファン山が見えます。
かつて有羽山という日本名がつけられていました。
観光ガイドさんのお話しでは、現地の人はこの山の形が「女体」に見えるそうですよ。
観光のコツ
駐車場があり、レンタカーやオプショナルツアーで訪れる場所です。
アガット海岸にある2門の大砲と3本の旗は、道ができているので、すぐに見つけることができます。
日本軍陣地は安全上の理由から立ち入り禁止になっているので見学の際は注意してください。
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Data
名前 | ガアン ポイント ビーチパーク(Ga’an Point Beach Park) |
---|---|
エリア | アガット |
住所 | 2号線沿い |
営業時間 | 見学自由 |