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Guam Security & Safety Tips
グアムの治安は悪いのか?危険情報と夜間・滞在中の注意点を解説
グアムは基本的に治安の悪い場所ではありませんが、日本とは違う危険もあります。
ここではグアムの治安情報や旅行者の注意点について、実際に起こった被害例とグアム旅行の体験談をふまえて解説します。
特に女子旅、レンタカー旅行、夜間の行動においては油断は禁物ですよ。
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グアム治安情勢は「外務省危険勧告」をチェック
海外旅行では現地の治安も気になりますが、それ以前にテロやミサイルの脅威、自然災害や伝染病の流行がある国へは危険なので行かれませんよね。
旅行計画時、国際情勢が気になるときには、外務省「海外安全ホームページ」(危険情報)でグアムの治安情勢をチェックしましょう。
また、外務省「海外安全ホームページ」(安全対策基礎データ)には、グアムの治安現状や日本人の被害例(データはやや古い)、防犯対策についての記述がありますので、一読しておくとよいでしょう。
グアムの治安の最新状況は「日本国総領事館HP」でわかる
在ハガッニャ日本国総領事館HPに掲載されている海外安全情報 (PDF版) で、直近のグアムの治安情勢や犯罪の発生状況がわかります。
また、日本国総領事館より(グアム政府観光局HP)についても一読をおすすめします。
(※日本人がグアムの法律に違反してしまうと、逆に犯罪者になってしまう事例について喚起が促されています。)
グアムで実際に起こった被害例
観光客の被害例について、グアムでお仕事をされている日本人ブロガーさん達の情報を参考にさせていただきました。
ローカルに声をかけられ車に同乗
先日、日本の若い女性2人がロイヤルオーキッドホテル前で車で通りかかったローカルに声をかけられました。昼まですよ。
『どこまで行くんですか?』・・・と。
『マイクロネシアモールです』・・・と答えたら、
『良いですよ、乗っていきませんか』・・・となった。
『有難う!』・・・って、なったんだと思います。
それで、マイクロネシアモールに着いたら、
『一人80㌦払え』・・・と、言われた。
『払わないと車から降ろさない』・・・とも。
怖くなって払ったそうです。
彼女たちは同日帰国だったため、警察にも言えずそのまま帰って、日本で旅行会社を通じて申し出たそうです。
日本でも当然そうですが、グアムで見知らぬ人の車に安易に同乗するのは絶対NGです。
主要なショッピングモールまではバス・タクシーなどで行けるようになっていますので、安全な交通手段をとってくださいね。
レンタカー利用の観光客は注意
先日グアムの観光名所
「恋人岬」(Two Lover’s Point) で
観光客(お母さんと8歳の娘)を狙った強盗事件が発生しました。
しかも日曜日のお昼過ぎというまさかの時間帯。
グアムは日本の延長みたいなイメージかもしれませんが
残念なことにこういう強盗事件というのは意外に多く
犯人はほぼ100%、銃をもっているので本当に怖いです。
特に最近はレンタカーを利用する観光客が増えているので
車を停めさせて銃で脅して強盗、というパターンをよく聞きます。
2017年の6月に韓国人親子が遭遇した事件です。
日中の観光地で発生してしまったことなので、どうにも気をつけようがない感じもしますが、レンタカーを利用する人は留意してください。
深夜の道歩きは危険すぎます
つい数日前にグアムで日本人女性が
ひったくりの被害に遭ったのですが
昨晩はカップルが襲われて現金を奪われたそうです。
ひったくりに遭った女性2人が歩いてたのは
ホテルが立ち並ぶエリアとはいえ、深夜1時。
カップルが襲われたのは深夜3時。
こちらは住宅街にあるホテルまで歩いて帰る途中とのこと。引用元:☆つれモナ☆
また、2018年にも同様の事件が起きています(詳細は下記リンク先)。
いずれも、最終バス終了後の時間帯にホテルまで徒歩で帰ろうとする人を狙った事件です。
車社会のグアムではローカルは車を利用、テクテクと道を歩いているのは観光客です。特に深夜の道歩きは日本でも危険なこと、グアムでは絶対にやめておきましょう。
グアムのマッサージの呼び込みは危険なのか?
グアムでの体験談です。
昼間ウェスティンの前でマッサージの客引きに遭遇し、ちょうど足が疲れていたので誘いに乗ったことがあります。
少し不安を感じながら連れていかれた場所は、ウエスティン向かいのガイドブックにも掲載されているマッサージ屋さんでした。
足ツボなどの施術を受けて通常の料金を支払い、それなりに満足してお店を出ました(荷物も無事でした)。
つまり私が遭遇したのは、悪い客引きではなく普通の営業だったということです。
おそらくですが、グアムのマッサージ店や射撃場の前でしばしば行われている客引きや呼び込みは、単に利用客を増やしたいだけのものと思われます(ちょっとウザいですが、彼らも商売なのでしょう)。
ローカルで声をかけてくる人全部が怪しいわけではないということが言いたかったのですが、もちろん悪意を持って近づいてくる輩もいるでしょう。
やはり、少しでも違和感を感じたら相手をしないというのが一番安全です。
グアム滞在中の注意事項
安全に楽しくグアム旅行をするための注意点をまとめました。
遊泳中の注意
- 「遊泳禁止」のサインがある場所では、決して泳がないこと。
- 白波のたっている所から沖へは絶対に行かないこと。
- タモン湾でも水難事故が多発しています。
- 海はサンゴや石盤が多く、裸足では危険です。
グアムではほとんどのビーチにライフガードがいないので、自分の身は自分で守るのが原則です。
ビーチには看板があるので、看板の意味に注意して海に入りましょう。
交通上の注意
- グアムは右側通行です。横断するときは左から見ること。
- 右折車には注意しましょう。
グアムでは車は赤信号でも右折可能なので、横断歩道からはみ出した場所に立っていると、最悪引かれてしまう可能性があるので気を付けてください。
(※詳細は、下記の記事にまとめてありますので併せて参考になさってください。)
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現金・貴重品の管理
- パスポートは必要な場合以外は持ち歩かないこと。
- 現金・貴重品の管理には十分に気を付けてください。
- レンタカーの座席・トランクにバッグ・貴重品・買い物をしたものを置きっぱなしにしないこと。
貴重品については、持ち歩く場合は肌身離さずに、ホテル客室ではセキュリティボックスや施錠したスーツケースを使用するなどしてしっかり管理なさってください。
自分自身の安全管理
- 夜間の外出時、特に買い物後などはひったくりに気をつけてください。
タモン地区のショッピングエリアは23時まで営業しています。
夜遅くまでショッピングを楽しむことができますが、少し遠くから来ている人は最終バスの時刻を確認しておくなど、帰りの足は確保しておく必要があります。
グアムの法律を遵守
グアムの法律に違反すると旅行者でも処罰の対象になります。
- 14歳未満の子供は常に保護者の監視のもとのおき、特にビーチでは親の手の届く範囲で管理監督してください
- ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力)で逮捕されることがあります
- ホテル客室内はすべて禁煙です。喫煙できる場所は、必ずホテルや店舗に確認してください。
- 21歳未満の飲酒・アルコールの購入は禁止されています。購入の際は身分証の提示が必要です。
グアムのガイドさんのお話しでは、グアムの「アルコールフリーゾーン」は、アルコール禁止という意味だそうです。
逆にとらえて飲酒しないように注意しましょう。
もしもの時の連絡先
旅行中の事件や事故、ケガや病気など緊急で困ったときの連絡先です。
ツアーで来ている人は、最初は旅行会社のツアーデスクに連絡するとスムーズなようです。
場所 | 電話番号 |
---|---|
旅行会社のツアーデスク(自分が申し込みをしたところ) | ━ |
マイクロネシア・アシスタンス・インク(MAI) | 649-8147 |
在ハガニア日本国総領事館 | 646-1290 |
警察・救急車・消防 | 911 |
グアム旅行者クリニック | 647-7771 |
まとめ
グアムには何度も行っていますが、幸いにして危険な目に遭遇したことはありません。
常識的な行動をとり海外だからとはめを外すことがなければ、問題はまず無いと思われます。
レンタカーでは、観光客が少ない時間帯や場所(早朝深夜のレストラン、秘境など)に行くことができてしまうので、自由度が高い分事件に巻き込まれやすいということに注意が必要です。
楽しく安全なグアム旅行になりますように。