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Latte of Freedom
ラッテオブフリーダム(ラッテストーン展望台)
ラッテ オブ フリーダム(ラッテストーン展望台)は、アデラップ岬に建つグアムガバナーズオフィスの敷地内にある展望施設です。 入場料は大人3ドルです。
高さ50フィート(約15m)のラッテストーン型展望台が特徴で、もちろん本物ではありませんが、ラッテストーンを模した建造物の中ではグアム島最大の大きさとなります。
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グアムの自由の女神としての「ラッテオブフリーダム」
小高い丘に上に建つ、ラッテオブフリーダムの発案者は、リカルド・ J・ボダリオ氏という元グアム準州知事です。
グアム政庁の正面入口に建つリカルド J. ボダリオ氏の像。
「ラッテオブフリーダム」プロジェクトについての説明です。
ラッテオブフリーダムが完成したのは2010年。
アメリカの東の玄関口であるニューヨークに「自由の女神」が建つように、アメリカの西の玄関口であるグアムにも、何かシンボルになるものを建てたい…という思いから、プロジェクトがスタートしました。
プロジェクトが考案されたのは、なんと37年前の1976年。
ちょうどアメリカ独立宣言から200周年を迎えた年でした。
グアムはアメリカ準州として、また古代から続くチャモロの島「グアム」としての、200周年記念事業が検討された結果、このプロジェクトが開始されたのです。
引用元:グアム政府観光局
ラッテオブフリーダムの「フリーダム」はニューヨークの自由の女神に掛けているのですね。
見学するところは、ガバナーズホールと展望台の2か所で、入場には$3かかります。
ガバナーズホール(展示室)
ホールというだけあって展示品は少なく、がらんどうに近い雰囲気です。
歴代のグアム知事さんのお写真が並んでいます。
ラッテストーンの上に作られた高床式住居の模型や、500年以上前のグアムの人々が使っていた生活道具などが展示されています。
ラッテストーン展望台
ラッテストーンの頭石の部分が展望台になっています。
展望台内部、真ん中に大きなテーブル状のモニュメントがあり、プロジェクトの経緯やプロジェクトに関わった人たちの紹介がされています。
天気がよければ素晴らしい海岸線が見渡せます。
写真は南西方向、アサン海岸線を写していますが、北西ではタモン湾の恋人岬、さらにグアム北部のウルナオ岬まで見渡すことができます。
ラッテストーン展望台とガバナーズホールをつなぐ通路、思いのほか、海風が強いのでスカートや帽子が飛ばないように注意してくださいね。
この先に、出口につながる階段もあります。
ラッテオブフリーダムの広場
ラッテオブフリーダム、地上にも気になるものがあるので紹介します。
広場西側ある白塗りでさび付いた高角砲は、旧日本軍で使用されていたものです。
建物のある丘のふもとに、旧日本軍によって掘られた奥行5mほどの壕が残っています。
広場東側には、スペイン式砲弾のレプリカとモニュメントとラッテストーン。
ラッテオブフリーダムにあるのは、アメリカの自由の女神の精神、チャモロの象徴ラッテストーン、スペインの名残、そして旧日本軍の痕跡。
さりげなくではありますが、グアムの歩んできた歴史を感じさせるスポットになっています。
写真スポット
グアムには眺望のための展望台がいくつかありますが、建物自体がラッテストーンになっているのはここ「ラッテオブフリーダム」だけ。
巨大ラッテストーンの前に、標準サイズ(高さ2m)のラッテストーンがあるので、一緒に記念撮影してみてください。
このラッテストーンは人の背丈よりすこし高いくらいなので、人物が入ると大きさの比較ができて、また面白い写真が撮れますよ。
観光のコツ
行き方は、バスは通っていないので、オプショナルツアーに参加するかレンタカーで。
個人で来る場合は、グアムガバナーズオフィス(グアム政庁)の敷地にあるため、オープン時間に気をつけましょう。
関連オプショナルツアー
Data
名前 | ラッテオブフリーダム(Latte of Freedom) |
---|---|
エリア | ハガニア(グアム政庁内) |
住所 | 126 Ricardo J. Bordallo Governor’s Complex, Adelup. Hagatna, Guam |
TEL | 671-475-4634 |
営業時間 | 9:00~16:00、土日祝9:00~12:00 |
料金 | 大人$3、子供(5~11)$1 |
その他 | 2002年の台風で壊れる以前はグアム博物館があった場所 |