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Sen. Angel Santos Memorial Park
ラッテストーン公園
グアムのハガニア地区にあるラッテストーン公園の歴史や見所、行き方について解説します。
ラッテストーンと呼ばれる石柱が並べられた史跡公園で、園内には旧日本軍が造った防空壕が残ります。英語での名称は「Sen. Angel Santos Memorial Park」と言います。場所はスペイン広場の裏手にあります。
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ラッテストーン公園の英語での名称について
グアムのラッテストーン公園の看板には、英語で「Sen. Angel Santos Memorial Park」と表記されています。
公園につけられているのは人物の名前です。
若くして急逝した、チャモロ文化復興を目指した民族運動の主導者の名を公園に冠し、2003年に改名されたということです。
ラッテストーン公園は、公園の名前になったエンジェル・L・G・サントス議員の銅像が建てられています。
ラッテストーンの歴史について
ラッテストーンは9~15世紀頃にかけてチャモロ人によって作られたといわれている、サンゴ石の石柱です。
ハリギと呼ばれる石柱の上に、タサと呼ばれる頭石(キャップストーン)がのっているのが特徴で、主にグアム、ロタ、テニアン、サイパン島で発見されています。
公園に並ぶ8基のラッテストーンは高さ1.5m~2m、グアム南部のフィナ湖に近い旧メポ村から1956年に移設された本物で、発見された時の位置関係も再現されています。
ラッテストーンの高さは1m~6mとバラつきがありますが、水辺や川のほとりにセットになって2列に並べられているという特徴があります。
その実体については、宗教的建造物であるとか諸説あり、まだ解明されていませんが、高床式建物の土台というのが有力な説となっています。
旧日本軍の防空壕~ラッテストーン公園の戦跡
ラッテストーン公園内には日本統治時代の防空壕があります。
以前は入れたようですが、現在は施錠され入ることはできません。
ラッテストーン公園~ココにも注目
公園内の足元にはアーモンド形の植物のようなデザインの舗装があります。
実はこれ、チャモロ人が使用した投石器「スリング・ストーン」を表しているのだそうです。
休息スペースにあるアルコールフリーゾーンというのは、アルコール禁止の意味です。
表札が出ていないのでサラリと通り過ぎてしまうかもしれませんが、注意してみると、ラッテストーン公園内では南国の植物を観察することもできます。
行き方と観光のコツ
市内観光のツアーで組み込まれることが多い定番スポットなので、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。
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個人で行く場合は、公共のシャトルバスなどを利用して「アガニャショッピングセンター」下車。徒歩約5分でラッテストーン公園につきます。スペイン広場裏手の駐車場の向かい側の敷地なので、スペイン広場と一緒に観光すると良いでしょう。
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Data
名前 | ラッテストーン公園(Sen. Angel Santos Memorial Park) |
---|---|
エリア | ハガニア |
アクセス | 赤いシャトルバス「アガニャショッピングセンター」下車、徒歩5分 |
営業時間 | 見学自由 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |