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Fort Nuestra Senora de la Soledad
ソレダッド(ソレダット)砦
ソレダッド砦はスペイン統治時代に交易船を海賊から守るために築かれた砦の跡地です。
英語の読み方ではソレダッド砦ですが、ソレダット砦、ソリダット砦ともよばれているグアム南部の景勝地です。
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ソレダッド砦?ソレダット砦?英語の読み方について
現地の案内の英語版では「Fort Nuestra Senora de la Soledad」と紹介されていますので、英語読みに準ずれば「ソレダッド(Soledad)砦」となります。
しかし同時に、チャモロ語版表記で「Kastiyon Nuestra Sinora de la Soledat」、日本語版表記で「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダット砦」(意味は孤独の聖母)と紹介されています。
また、ガイドブックではソレダッド砦と紹介されていることが多く、観光ガイドさんはソレダット砦、またはソリダット砦と発音していることが多いような気がします。
些細なことかもしれませんが、このような表記ゆれもグアムらしさの一つかと思いますので最初に紹介させていただきました。
ソレダッド砦からの眺め
ソレダッド砦からは、石造りの見張り台と砲台がある高台からウマタックの美しい入り江を一望することができます。
中心街とは趣の異なった、西欧ののどかな村を訪れたような雰囲気が魅力です。
対岸に見えるのはウマタック村です。
グアム南部のウマタックは、人口が1000人に満たない島内最小の村ですが、歴史は古く、1521年にマゼランが寄港したのがこの村だといわれています。
対岸の先端にサント・エンジェル砦、その裏の丘の上にサン・ホゼ砦があり、ソレダッド砦と共にウマタック湾を守っていたそうですが、現在、それらしい形を留めているのはソレダッド砦のみになっています。
ソレダッド砦からの眺めの美しさは絵画に例えられています。
ランドマークとなっているのは、クリーム色の外観が可愛らしいサン・ディオニシオ教会です。
U字型のウマタック湾、写真右端にはウマタック橋の一部が見えます。
日本語で「ソレダット砦からの眺め」と書かれた案内板には、ウマタックの景観についての図説がありますので、じっくり眺めてみてください。
ソレダッド砦
16世紀~18世紀、スペインのガリオン船がメキシコからフィリピンまで毎年往復していた時代、燃料や食糧補給のため停泊したのがウマタック湾でした。
1680年から1810年にかけて、ウマタックには4つの要塞が築かれ、その最後にできあがったのがソレダッド砦です。
航海が停止されると砦は放置され荒廃していきましたが、戦後修復が施され、現在に至ります。
ソレダッド砦の中に入ると、小さな窓状のくりぬきが三面にあります。
この小さな窓から見える風景が絵画のようでまた素敵です。
かつてはこの窓から、見張り役が海賊に目を光らせていたのですね。
ハガニアにあるアプガン砦もそうですが、ソレダッド砦にも3台のスペインの大砲のレプリカがあります。
ソレダッド砦のふもとには、昔の弾薬庫と思われる場所もあります。
水牛おじさん
ソレダッド砦には水牛を連れたローカルのおじさんがいます。
必ずいるとは限らないようですが、名物おじさんとして観光客の関心を買っています。
モヒカンのようなヘアスタイルが目を引きますが、チャモロというのは元々「丸刈りの人」という意味で、成人男性は頭を剃って後ろ髪だけ長く伸ばす髪型だったそうです。
おじさんのヘアスタイルは伝統チャモロヘアなのか!?
水牛に遊んでもらったら、そんな名物おじさんにチップを渡すとよいです。
観光のコツ
グアム南部ドライブの定番スポットなので、レンタカーで立ち寄ってみたい場所。
赤いシャトルバスでは行かれませんので、オプショナルツアーに参加するのもおすすめです。
関連オプショナルツアー
Data
名前 | ソレダッド砦(Fort Nuestra Senora de la Soledad) |
---|---|
エリア | ウマタック |
アクセス | タモン地区からルート16、10、4を通って東海岸を南下し、ルート4、2を北上しウマタック地区へ。車で65分。 |
営業時間 | 見学自由 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |