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Immigration to Guam
グアム入国審査マニュアル~搭乗手続きと出入国カードの書き方
旅行者向けの日本からグアムへの出入国の手順をまとめました。
飛行機への搭乗手続き、入国審査の詳細、出入国カードの書き方、グアムでESTAは必要かどうかについて注意点とともに解説しています。
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日本出国
チェックイン(搭乗手続き)
チェックインは、利用航空会社のカウンターでフライトの2時間前から受付可能になります。
提示するもの
- パスポート
- 航空券(Eチケット控え)
- 航空会社のカード(※マイルをためている人は提示)
チェックインの際、搭乗券と受託手荷物の引換証を受領するので紛失しないようにしましょう。
一般的に、スーツケースやゴルフバッグなど大きな荷物は受託手荷物として機内に預けます。小型のスーツケースやボストンバッグ、ハンドバッグなどは手荷物として機内に持ち込むことができます。
受託手荷物、機内持ち込み手荷物については個数や大きさなどに規定があります。詳細は利用航空会社のウェブサイトをご確認ください。
パスポートや貴重品など身の回りのものは、預けずに自分で所持しておきます。
※この先も、パスポートやチケットなど大切なものを出し入れする機会が多いので、それらをひとまとめにできるケースがあると重宝します。
手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受けます。
X線装置に手荷物を通過させ、係員の指示に従ってゲートをくぐります。
この時点で飲み残しているペットボトル飲料は廃棄(未開封でも)になりますし、たとえ身だしなみグッズであってもハサミ類は没収されますので注意しましょう。
液体物は基本的には受託手荷物としてスーツケースに入れておけば問題ありませんが、手荷物として機内に持ち込みたい場合は、制限や決まりがありますので下記を参考にしてください。
国際線の航空機客室内への液体物持込制限について(国土交通省)
関税申告(※該当者のみ)
外国製の時計、カメラ、高価な貴金属製品などを持参している場合、出国検査を受ける前に税関で携帯出国証明申請書をもらい、申告しておきます。
これは、帰国時に自分の持ち物が外国で購入されたものとみなされ、免税範囲を超えていた場合、最悪課税されたりすることを避けるための書類です。
持ち物の使用状態が明らかであれば、この書類を提出するにはおよびません。
出国審査
提示するもの
- パスポート
- 搭乗券
パスポートにカバーを付けている場合は外し、帽子やサングラスは外して審査を受けます。
※現在、日本の主な空港では「顔認証ゲート」の導入が始まっています。これはIC旅券のICチップ内の顔の画像と、顔認証ゲートのカメラで撮影された顔の画像を照合して本人確認を行うものです。詳細は法務省HPでご確認ください。
搭乗
無事出国審査が済んだら、免税店で買い物を楽しむことができます。
指定時間までに、搭乗券に記載された搭乗ゲートへ進んでください。
グアムまでの機内で
一般的なグアム旅行(45日以内)であれば、ビザやESTAは不要です。
飛行機内で配布される、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムの書類に必要事項を記入するだけでグアムに入国できます。
グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムに記入する
機内で配布される書類
- 出入国カード【I-736】
出入国カード【I-94】(※不要になりました)- グアム税関・検疫申告書(家族で1枚でOK)
持ち物で、ボールペンの準備をしておきましょう。
その場で、記入例にしたがい記入すれば大丈夫ですが、事前に予習したい方は内容が掲載された下記のウェブサイトでご確認ください。
グアム旅行にESTAは必要か?
ESTA取得者は、出入国カード【I-736】を書かなくてよい(グアム税関・検疫申告書は必要)のでその点はメリットです。
※米国国土安全保障省 税関・国境取締局は、ESTAによるグアム入国を推奨。
ただし旅行者は基本的に「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム」が利用できるので、グアム旅行のためにESTAを取得する必要性は低いと考えます。
もちろん取得するのは自由ですが、14ドルの費用が掛かり期間も2年間で切れてしまうので、ハワイや米国本土渡航時など、ESTA必須の場合に取得したほうが効果的でしょう。
※46日以上グアムに滞在する人は条件が異なってきますので下記を参考にしてください。
グアムのESTA専用レーンについて
グアムの入国審査でESTA専用レーンが設置されている場合、ESTA取得者は一般の列と比べると短い待ち時間でグアムに入国することができるというメリットがあります。
グアムのESTA専用レーンは、一時廃止されている時期もありましたが、現在は復活稼働している状況です。
自身の経験で言うと、ハワイ渡航時に取得したESTAでグアムに入国した際は多少並びましたが、一般の列より早く脱出できたので快適でした。お子様連れであれば、ESTA取得を検討するのもアリではないかと思います。
ただし、ESTA専用レーンはグアム入国時だけのもので、出国時にはESTA取得による優遇はありません。
また、今後ESTA専用レーンが恒久的にあればよいのですが、突然の休止もないとは言えないので、制度の変動について想定したうえでのESTA取得の検討をおすすめします。
グアム入国
グアム入国審査
提示するもの
- パスポート
- 出入国カード【I-736】
入国審査の順番が来たら(家族はまとめて行ってOK)、1人1人顔写真と両手の指紋の撮影が行われます。
グアムの入国審査はだいたい日本語を話してくれるので言葉の問題は大丈夫ですが、待ち時間が長いので忍耐が必要です。
受託手荷物の受け取り
入国審査終了後、自分が搭乗した便名のターンテーブルで預けた荷物をピックアップします。
関税申告書の提出
提示するもの
- パスポート
- グアム税関・検疫申告書(家族で1枚でOK)
係員にグアム税関・検疫申告書を提出します。
「どこに泊まるの?」とか「グアム初めて?」とか簡単な質問をされる場合があります。
提出後、到着ロビーへ。
グアム出国
チェックイン
日本出国時と同様、チェックインは利用航空会社のカウンターでフライトの2時間前から受付可能になります。
提示するもの
- パスポート
- 航空券(Eチケット控え)
飛行機に預ける荷物(受託手荷物)の計測をしますが、重量が増していると思いますので重量超過に注意しましょう。
※各航空会社の受託手荷物の重量制限については、利用航空会社のウェブサイトをご確認ください。
受託手荷物の検査
チェックイン後、受託手荷物を自分で自分で荷物検査場まで運び、係員に預けます。
※利用航空会社による。チェックイン時に航空会社のカウンターで荷物を回収された場合は上記は不要。
セキュリティチェック
出発ゲートに進み、手荷物検査とボディチェックを受けます。
グアム入国時と同様に、この時点で長蛇の列ができることがあります。
帰国便では、ビジネスクラスのチケットなどを持っていれば優先レーンに並ぶことができます。
提示するもの
- パスポート
- 航空券(Eチケット控え)
ボディチェックは日本で行うより厳しめな雰囲気。
体験談を申しますと、以前、係員にボディチェックされた際、パーカーのポケットにサングラスを入れたままでした。ごそごそされながら係員に「What is this?」と聞かれたので、おどおど「さ、サングラス」と答えた私。サングラスを取り出した係員に「Ohマイガッッ!」言われました(笑)
搭乗
無事出国審査が済んだら、免税店で買い物を楽しむことができます。
指定時間までに、搭乗券に記載された搭乗ゲートへ進んでください。
関連記事の紹介
日本入国
書類の記入(機内)
機内で配布される「携帯品・別送品 申告書」を記入しておきます。
入国審査
日本人用の審査ブースにならび、パスポートを提示。
※日本出国時同様「顔認証ゲート」が導入が始まっています。
受託手荷物の受け取り
自分が搭乗した便名のターンテーブルで、受託手荷物をピックアップします。
検疫(※必要な人のみ)
果物や肉類をお土産にしている場合は検疫所で検査を受けます。
グアムで販売されているビーフジャーキーなどの牛肉加工品は、日本に持ち込むことはできないので注意しましょう。
関税申告
パスポートを見せ、「携帯品・別送品 申告書」を提出。
提出後は到着ロビーへ、お疲れさまでした。